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Issue 25

ที่ดิน-ป่าส่วนรวมของลาวในศตวรรษที่ 21: ระบบทุนนิยมกสิกรรมและ “หลักประกันการยังชีพที่ไม่ถูกทำให้เป็นสินค้า”

ในช่วงสองทศวรรษที่ผ่านมา เครือข่ายของนักเคลื่อนไหวที่ประสานกันอย่างกว้างขวางทั้งใน สปป.ลาวและต่างประเทศช่วยกันผลักดันให้มีการแทรกแซงเชิงนโยบายเพื่อส่งเสริม “การสร้างความเข้มแข็งแก่การถือครองที่ดินเชิงจารีตประเพณี”  เป้าหมายคือการวางรากฐานความคุ้มครองทางกฎหมายแก่สิทธิของชุมชนชนบทต่อที่ดิน-ป่าส่วนรวม (forest-land commons) ในบริบทที่การล้อมเขตที่ดินกำลังแพร่สะพัดสืบเนื่องจากการยึดครองที่ดินขนาดใหญ่  การสร้างหลักประกันแก่สิทธิถือครองที่ดินควรได้รับการส่งเสริมจากกระบวนการวางแผนการใช้ที่ดินโดยประชาชนมีส่วนร่วมมากขึ้น รวมทั้งการพัฒนากระบวนการที่ทำให้เกิดสถานะทางกฎหมาย โดยมีเป้าหมายสูงสุดคือการจดทะเบียนและให้เอกสารสิทธิ์แก่ที่ดินชุมชนหรือคณะบุคคลให้มากที่สุดเท่าที่ทำได้  ถึงแม้มีการริเริ่มนำร่องบ้างแล้ว  แต่ความคืบหน้าสู่เป้าหมายก็ยังไม่ต่อเนื่อง ในระดับหมู่บ้าน กระบวนการในท้องถิ่นที่ทำให้ภาคเกษตรกรรมกลายเป็นการพาณิชย์ยังคงเดินหน้าต่อไป  การเปลี่ยนผ่านในภาคกสิกรรมของลาวมีผลตามมาคือการล้อมเขตที่ดินระบาดไปทั่ว ทั้งในแบบ “จากเบื้องบน” (กล่าวคือ การยึดครองที่ดินของรัฐ-บรรษัทเพื่อโครงการด้านธุรกิจเกษตรและโครงสร้างพื้นฐาน) และการแปรรูปที่ดิน “จากเบื้องล่าง” (กล่าวคือ ผู้ถือครองที่ดินรายย่อยหันมาปลูกพืชผลเพื่อการค้า รวมทั้งการให้เช่าและการขายที่ดินในหมู่บ้าน)  ในขณะที่การลงทุนด้านการค้าช่วยเกื้อหนุนรายได้ยังชีพส่วนสำคัญแก่ชาวชนบทจำนวนมาก  แต่สภาพการณ์ทั้งหมดนี้ก่อให้เกิดผลกระทบด้านลบต่อสมบัติส่วนรวมด้านสิ่งแวดล้อมทั่วทั้งประเทศลาว  ในบริบทเช่นนี้ การคุ้มครองสิทธิถือครองที่ดิน-ป่าส่วนรวมตามจารีตประเพณีของหมู่บ้านจึงเป็นประเด็นสำคัญทั้งต่อนโยบายที่ดินและเป็นปัญหาเชิงประจักษ์ที่ซับซ้อน ซึ่งท้าทายต่อการแก้ไขเชิงนโยบายแบบสูตรสำเร็จ ในการเข้ามามีส่วนร่วมครั้งนี้ เราเสนอว่าประเด็นหัวใจสำคัญเกี่ยวกับการสร้างสถานะทางกฎหมายแก่สิทธิที่ดินในลาวไม่ใช่แค่เรื่องเล่าแม่บทว่า ที่ดิน-ป่าตามจารีตประเพณีสามารถใช้เป็นพื้นฐานการยังชีพประจำวันในชนบท อีกทั้ง (อาจ) […]

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Issue 25

21世紀ラオスの林地コモンズ: 農業資本主義と「商品化されない最低限の生活保障」

過去20年にわたり、ラオス人民民主共和国(Lao PDR)の国内外のアクターによる幅広い同盟は、「慣習的所有権強化(‘strengthening customary tenure’)」の問題に政策介入を講じてきた。その目的は林地コモンズに対する農村コミュニティの権利に法的保護を確立させることで、その背景には大規模な土地買収による広範囲な囲い込みがあった。所有権の確立は、共有地あるいは集団的な土地の登録と利用権交付の普及を最終目的として土地利用計画のための住民参加型手続きを強化することや、公式化の手続きを整備する事で促進されるだろう。試験的な改革にもかかわらず、この目的に向けた歩みは良くても断続的なものだ。 村落規模では、農業の市場化に関連した現地のプロセスが展開を続けている。ラオスの農地改革の変遷の結果には広範囲に及ぶ土地の囲い込みがあるが、これには(国有企業のアグリビジネスやインフラ計画のための用地買収による)「上から」の囲い込みと(小規模農家の流行作物の契約や村の土地のリースと販売による)「下から」の土地私有化による囲い込みの双方がある。商業投資は農村部の多くの人々の生活収入の重大な支えとなっているが、この構造はラオス全土の環境コモンズを広く圧迫する原因にもなっている。この文脈で、農村の慣習的な林地コモンズの権利保護は、土地政策の重要な領域であると同時に、一般的な契約表現では解決し得ない複雑な実証的問題である。 この介入において、ラオスの土地権公式化をめぐる重要な問題に関する言説が、単に慣習的な森林地がいかに農村部の暮らしの日常基盤となり得るか、あるいは(おそらくは)貧困層の緊急時の「セーフティネット」となり得るか、というものだけではないという所へ話を進めよう。セーフティネットの喩えはラオス農民をあまりにも単純な生存水準という理解に押し下げるだけで、農村部の生計と農業資本主義との関連性を定義する上ではさほど役立ってはいない。Haroon Akram-LodhiとCristóbal Kayの言う「商品化されない最低限の生活保障/“non-commodified subsistence guarantee”(以下、“NCSG”と略)」の考えを踏まえた上で、我々が狙いとするのは、慣習地や共有地がいかに農業資本主義の立ち退きを迫る勢力に対する緩衝装置となり、ラオス農村部における自活の供給源にもなり得るかという点に注意を向けることだ。だが、研究者たちの土地の慣習的、共同体的な所有権は変化しており、農民たち自身が新たなアグリビジネスのバリュー・チェーン(価値連鎖)や土地市場に大幅に関与するようになってきた。課題は慣習地に対する保護の構築だけでなく、地域に適し、共同体の集団的な希望や生計上の要求に基づく(慣習地の部分的な脱商品化としての)「共有化」の概念に取り組む事だ。 資本主義の囲い込みと小規模農家の生産 農地改革の重要研究における主要概念を手短に論じておく事は、我々の主張を構築する上で役に立つだろう。土地所有権の問題はAkram-Lodhiが要約する通り、基本的には「誰が(土地を)管理するのか、その管理方法はどのようなものか、管理する目的は何か」ということと関連がある。 囲い込みは「場所に特有な資源の私有化」と定義され、Akram-Lodhiによって囲い込みと資本主義の出現はいずれも社会的な所有関係の内容と意味の変化に基づくもの」と理解される。資本の限界の一つの形式にはフロンティアがあるが、これは地理上の周辺空間だけではなく、「資本主義的な生産関係がそれほど定着していない社会生活のあらゆる空間」も示唆する。二つ目に、資本の貨幣化についての論理の外にある社会的支援源の解体があり、これには非市場的な生活手段が含まれる。 農業資本主義の関係性の下で土地は容赦なく資本に転換され、蓄積だけでなく立ち退きも生じさせる。貧困家庭が彼らの土地所有権と労働力を売って最低限の生活の足しにすることができる一方、技術や土地への新規投資のための資本蓄積に失敗した者や、この死活的な変化の犠牲となる者達は、蓄積か再投資か滅亡かの理論によって土地所有権を売ることを余儀なくされる。あるいは、(例えば慣習的な土地や資源にアクセスする事で)非市場的な生産分野に足場を確保しておけるのであれば、小規模農家の生計に重大な利益をもたらすことも可能だ。Akram-LodhiとKayは以下のように記す。 土地管理には直接使用のための生産の可能性が伴うことがある。これは商品化されない最低限の生活保障であり、農民たちに資本に対する一定の自立性を与え、生計の確保を可能とするが、蓄積を可能とするものではない。 このような‘NCSGs’は(必ずしも緊急時のセーフティネットでないとしても)、少なくとも小規模農家に基礎的な支援を提供すること事ができる。その他の事例では、村の林地や共有資源の一部を商品化されない空間として維持することで、賃金労働市場での経験不足に直面する者達を支えられている。例えば土地の囲い込みが行われても、相応の賃金雇用の選択肢が提供されないなどの場合だ。このような意味で、NCSGsは分散投資の一形態に相当するが、市場の論理や原則からは外れた、あるいは少なくとも隔たりのあるものだ。 ラオスにおける慣習地や共有地の土地所有権の問題には、労働者への影響もある。若者たちは農業や農業以外で割のいい現金収入をもたらす賃金雇用に惹かれるが、これらの職の多くには一定のリスクや脆弱性が伴う。すなわち、労働移住の社会的、経済的条件はきわどいものとなる。その他の全ての条件が同じである中、豊かな土地へのアクセスを保有する農家は、労働市場において自身をより強い交渉上の立場に置くことができる。NCSGsは国家や企業が支援する商業プロジェクトに対して、部分的に自活のための供給源を提供することもできる。これらのプロジェクトは不始末や失敗に陥りがちで、新たな形式の監視や政治的支配をもたらす傾向があり、農民たちが村の土地や資源を彼らの伝統に沿って思い通りに管理する自由に制約を課す。 ラオス農村部での「商品化されない最低限の生活保障」 その他の場所と同様に、ラオスにおける農地改革の変遷過程は小規模農家の運命と慣習地や共有地の土地権の今後を浮かび上がらせる。ジョナサン・リッグ(Jonathan Rigg)らは近年、これらの問題を東南アジアの「小規模農家の持続性」との関連から調査した。しかし、「小規模農家の農業」や「小作農家」の定義はしばしば、相当に広大な所有地や重複する資源保有権の設定が特徴的なラオスの多くの村々には容易に当てはまらない。これらの村の領域は2,000か3,000ヘクタール(あるいはそれ以上)に及ぶこともあるのだ。ラオスでは、そのような慣習地はしばしば、世帯をベースとして共同的なアクセスと利用の権利が季節別に重なる、パッチワークの如く編成されている。このような状況の中では、現金的あるいは非現金的な「環境的収入」が生計にとってとりわけ重要となり得る。 二人目の著者によるラオス中央部での最近の研究は、慣習地や共有地に由来する多くの天然資源生産物の自給利用と現金収入価値を詳しく報告している。彼は無作為に選ばれた四つのコミュニティを取り上げたが、これらは企業や小規模農家による農園計画の本拠地でもあった。彼の2016年から2017年のフィールドワーク(各村25世帯が調査対象となった)によって、一世帯の年間平均で1,272米ドル(現金等価額)に値する食品生産物が周辺の慣習地から収穫されていたことが判明した。van der Meer Simoの計算では、現金および非現金による「環境的収入」の合計は、世帯ごとの年間平均で2,316米ドル、あるいは調査対象の4村全体の平均世帯収入の44%に相当した。完全に「非市場的な」環境収入(つまり、消費されただけで販売によって換金されなかった資源)は、世帯ごとの年間平均で1,355米ドル、あるいは世帯収入合計の22%に相当した。これらの数字は調査対象の村落における‘NCSG’の価値を示している。様々な土地管理戦略の利益は、関連地域の状況や必要な労働投入量の状況に準じて説明されるべきだが、重要な事は、慣習地へのアクセスがなお世帯生産の礎となり、生計に柔軟性を与えると共に農場や移住労働の脆弱性や冴えない強制力に代わる二次的な手段となっていた事だ。 ラオスにおける社会財産関係と農地改革 上記に示した議論はラオスの慣習的、あるいは共有の林地について、「セーフティネット」議論よりも、農村部の人々が農地開発の圧倒的な影響力を切り抜ける上でNCSGsがいかに有用かという点から考察したものだ。本項では、それ自体が重大な変化を経つつある社会に根付いた制度としての慣習地の理解を基に、これにさらなる複雑さを加味しよう。 ドレスラー(Dressler)らがフィリピンのパラワン高地(upland Palawan)について指摘した通り、東南アジアの焼き畑システムにおける非市場的な最低限の社会保障の基盤は慣習的な社会財産関係であり、これが自前工夫主義的(ブリコラージュ的)な生計手法によって多機能的な状況を作り出している。これは「社会に根付いた」土地という概念の核心に迫るものだ。ラオス農村部で村の林地コモンズの囲い込みが行われる一因には、小規模農家による非公式的な土地の確保(しばしば、ラオ語でchap chongと呼ばれる)が加速した事もある。Chap chongの権利は世帯間や男女間、そして世代間において、必ずしも公平であるとは限らない。従来、Chap chongは子孫のために土地を確保する際に用いられたが、今日では商業生産用に土地を私有化する際にも用いられる。慣習的な林地を商業利益のためにリースしたり売ったりすれば、コミュニティにも重大な利益があるだろう。このような傾向は、「共有地保護」のための包括的アプローチを脅かし、共有地登録(communal land titling /CLT)促進の努力にも影響を及ぼす。 ラオスにおける林地政策改革に向けた地道な取り組み […]